うちこし

うちこし
うちこし【打(ち)越し】
(1)建築で, 中間の点を越えて測った二点間の長さ。
(2)連歌・俳諧で, 付句の二つ前の句。 付句と打ち越しの間に特定の同じ韻や縁語があることを「打ち越しを嫌う」といって避ける。
(3)「打ち越し酒」の略。
(4)ある地点から次の地点を通り越してその先へ行くこと。

「ふた川まで~だがいいか/滑稽本・膝栗毛 4」

(5)江戸時代の商慣習の一。 二点間の荷物輸送の際に中間地点の問屋の手を経ないで行うこと。 特に, 大坂と東北地方との取引を江戸の問屋の手を経ずに行うこと。 その荷物を打ち越し荷物という。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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